先日、バス釣り業界において結構衝撃的な情報が公開されました。
バスボート用エレキを長年販売してきたモーターガイド社が、今後の商品生産を中止すると発表しました。
大手エレキメーカーが廃業
元々、バスブームと呼ばれる時代にはこのエレキ(エレクトリックトローリングモーター)はモーターガイド社とミンコタ社のものがメインとなっており、現在においてもかなりの数が日本国内にて使われています。
だからこそ、日本でバス釣りにてボートを使う方には衝撃が大きい出来事です。
一番の懸念は、メンテナンスです。
今回の発表に伴い、修理に必要なスペアパーツの販売もストップするとのことですので、商品を発売していた販売店はもちろんですが、修理対応を行なっていた店も今後の対応が大変そうです。
エレキは釣りの中での使用頻度も高く、どうしても故障頻度が高めの機械ですので、メンテナンス性が確保されないのは大きな問題です。
レンタルボート店で、モーターガイド製のエレキを取り付けている所も多くあるでしょうし。。。
中々対応が難しいと思います。
ボートフィッシング離れもあるかも
修理に関することもそうですが、モーターガイド社製のエレキは比較的手に入りやすい値段で販売されており、バス釣りにおけるボートフィッシングの敷居を下げていた側面もあります。
現在はミンコタ社以外にもエレキは販売されていますが、昨今は色々な機能が追加されているせいか全体的に価格が高騰している状況です。
正直、ちょっと気軽にボートフィッシング始めるか、とは思えない金額です。
今回のモーターガイド社の撤退によって、ボートによるバスフィッシングにどのような影響を及ぼすか。。。
現在ではミンコタの他にローランス社やパワーポール社からもエレキの販売はされていますし、中国製のエレキなども注目が高まっています。
または、他の会社から新しいエレキが発売されるようになるのか。。。
まとめ
というわけで、今回はモーターガイド社からエレキが発売されなくなる、というバス業界ではかなり衝撃的なニュースを取り上げました。
本当に無くなってしまうのか、どこかの企業が引き継いでくれるのか、現段階では分かりませんが、今後の動向にも注目して行こうと思います。