リールカスタムパーツ

SLPワークス製 新作スタードラグ、SLPW SCL ハイグリップ ザイオンスタードラグのレビュー! 開封の儀 編

今回は、カタログ上で見つけてからかなり気になっていたリールカスタムパーツ、SCLハイグリップザイオンスタードラグが手に入りました!

SLPワークスより新作スタードラグ、SLPW SCL ハイグリップ ザイオンスタードラグが登場! ※ハイグリップザイオンスタードラグのレビューは下記ブログへ! https://tomo-no-turitabi.com/...

ちょっと前にこのブログにも書きましたが、ここまで凝った作りのリールカスタム用パーツは中々新商品が出にくくなってきているので、管理人としてはホント嬉しい限りです。

まあ、前置きはそこそこにして、早速各部をあれこれ見ていきたいと思います!

外観

まずは全体を。

カラーはパープルになります。

このスタードラグは、ザイオン・アルミ・ラバーの3種類の素材が使われているのが最大の特徴です。

ボディ部はザイオン。

まずはこの部位の質感が従来のものと違う気がします。

個人的な印象ですが、ダイワ純正ベイトリールに装着されているザイオンスタードラグは、スタードラグ表面がコーティングされているようなテカリが見られますが、このスタードラグは材質そのままという印象で、マットな質感です。

表面コーティングがないおかげか、ザイオン素材特有のマダラのような模様も綺麗に見えます。

材質感もよりかっちり感というか素材の密度が上がっているような硬さが感じられ、従来のものより強そうな印象を受けます。

裏側を見ると、ラバーパーツの主張が強くなります。

アーム部の長さですが、純正スタードラグより若干長くなっているみたいなので、ラバーのグリップ力と合わせて指でのハンドルワークがかなりやりやすくなりそうです。

ちなみに、スタードラグ内に取り付け用のネジがないSCLタイプになります。

なので、21ジリオンSV TWなどの近年発売されたダイワ製ベイトリールには取り付け可能ですが、ロングアームスタードラグなどが取り付けられている昔のリールには不適合のようです。

SLPワークス製スタードラグに表記されている"SCL"ってどういう意味? 最近SLPワークスより新作のスタードラグが発売されたとの記事を書かせてもらいました。 https://tomo-no-turit...

スカート部はアルミ製。

ここはダブルアルマイト仕様になっており、ラバーと同じカラー+シルバーの組み合わせになっているようです。

アルマイトもムラなく綺麗な仕上がりです。

あと、スカート部には1箇所のみSLP WORKSのロゴが入っています。

そして、このスタードラグ最大の特徴であろうラバーパーツ。

パープルは普段は濃いめの色味になっていますが、光を通す構造になっているので、光を通せは写真くらいに中が透けて見えます。

そして、個人的に気になっていたのが、このラバーパーツの固定方法です。

最初は、従来通りの方法だと接着による固定だと予想していました。

接着だと長年使っていると不意に外れたりするんだろうな、と思っていたのですが。。。


実際に商品を見てみると、どう見てもラバーを後付けできるような構造ではないように思えます。

恐らくですが、スタードラグ本体にラバーの樹脂を直接流し込んで成型しているのではないか?としか思えない作りをしています。

まあ、管理人の予想が当たっているのかは分かりませんが、言えるのはラバー部が簡単に外れるような作りではなさそう、ということです。

経過観察はしていきますが、安心して使っていけそうな印象です。


あとは、リールを地面に置いた時。

こういうアームが長めのスタードラグを装着したリールを地面に置くと、アーム先端が地面に接することが結構あります。

その時、どうしても先端部に傷が入るのですが、スタードラグがアルマイト処理されているとこの傷が結構目立つようになっていきます。

ですが、このスタードラグだと先端部がラバーで覆われているので、そのような傷がつきにくい上にグリップ力の強化にもなっているのだと思います。

カラーによる違い

ちなみに、クリアーはこんな感じです。

パープルと比べて、作りに違いは見られません。

カラー名がクリアなので薄い印象を持っていましたが、実物は白濁りという感じでしっかり存在感があります。

加えて、光が通った時はラバー内で光が乱反射するのか、さらに存在感が増していい感じです。

商品のスペック

出典:SLPワークス HP

さて、ここで商品スペックの詳細を。

カラーラインナップは、レッド・パープル・ピンク・クリア・オレンジ・ライムグリーン・ブルーの7色。

自重は7g

価格は6,000円(税抜)

となっています。


なお、適合機種に関しましては、SLPワークスのHPに詳しい検索システムがありますので、そちらをご利用いただいた方がより詳細が分かりやすいと思います。

構造的に取り付け自体は出来ても、取り付け時の注意事項などの記載もあるようなので。

まとめ

以上、SLPワークス SCLハイグリップザイオンスタードラグのレビューでした!

少々お値段が高いことがネックだなと感じていましたが、実物を見てみると各部しっかりと作り込まれている印象で予想以上の商品でした。

また、見た目だけでなく、アーム部の伸長やラバーパーツによるグリップ力強化などなど機能面の向上も見込めます。

リールカスタム好きならば、買って損はないと面白いパーツだと思いますので気になる方はぜひご自身のリールに装着してみてください。

管理人も装着するリールは用意したので、早速いじっていこうと思います!