SLPワークスより発売されているベイトリール用カスタムスプールについて

リールをカスタムする、というとパッと思いつくのはベアリングを追加したり、ハンドルを交換したり、カラーパーツを取り付けたり、などと思います。
その中でも、ルアー釣りなどキャストを繰り返す釣りで効果が出やすいのがスプール交換です。
特に、ベイトリールの場合はスプールの性能がリールの性能に与える影響は大きく、スプールを交換すれば全く別の性質を持つものに変わってしまうものです。
今回は、ベイトリール、特にカスタムスプールのラインナップが多く、比較的手に入れやすいダイワ製のベイトリールに注目していこうと思います。
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SLPワークスとは

まず、ダイワ製ベイトリールに対応するカスタムスプールについて。
カスタムスプールはいくつかのメーカーから発売されているのですが、今回は安定的に入手が可能なSLPワークス製のものを主軸にご紹介していこうと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、SLPワークスはダイワと繋がりのある正規のカスタムパーツメーカーです。
主に、ダイワ製リールのカスタムパーツをメインに販売しているメーカーですね。
実際にSLPワークスのHPをチェックしてみると多くのベイトリール用カスタムスプールが載っているのですが、中には既に廃盤になっているスプールも多々あります。
ですので、ここでは2026年現在において発売が継続されているものに絞ってご紹介していきます。
スプールの種類

SLPワークス製ベイトリール用スプールを区別する方法は、ブレーキシステムとスプールのサイズです。
スプールのサイズはベイトリールの機種によって異なりますので、交換予定のカスタムスプールがお手持ちのリールに適合するかの確認が大切です。
ブレーキシステムに関しては、2026年時点では大きく分けてマグフォースというマグネットブレーキとIM(インテリジェントマグフォース)という電子制御ブレーキの2種類があります。
加えて、マグフォースブレーキはさらに釣法に合わせてSVコンセプト・BFコンセプト・LCコンセプトという3種類に細分化されています。
・マグフォース→ SVコンセプト (近~中距離で7~14g前後のルアーを快適に)
→ BFコンセプト (ベイトフィネス専用)
→ LCコンセプト (重めのルアーの遠投用)
・IMマグフォース → 次世代のデジタルコントロールブレーキシステム
また、オフショアジギング用のソルティガ専用のカスタムスプールも発売されています。
具体的なラインナップ
まずはマグフォースブレーキタイプから。
・スプール径 30mm / 幅 21mm サイズ
(RCSC CT SV 700S・RCSC CT SV PE 700)
・スプール径 32mm / 幅 21mm サイズ
(RCSC SV 800S)
・スプール径 30mm / 幅 22.5 mm サイズ
(SV BOOST φ32/22.5 スプール G1)
・スプール径 34mm / 幅 24 mm サイズ
(RCSC SV BOOST 1000S・RCSC SV BOOST 1000
RCSB MAG-Z BOOST 1000S・ RCSB MAG-Z BOOST 1000
RCSC SV BOOST PE 1000)
続いて、IMブレーキタイプ。
・スプール径 34mm / 幅 24mm サイズ
(IM φ34・24 スプール G1)
・スプール径 38mm / 幅 24mm サイズ
(IM φ38・24 スプール G1)
最後は、ソルティガ用のスプールです。
・22ソルティガ 15スプール・22ソルティガ 15Sスプール
・25ソルティガ 10スプール
それでは、各スプールについて詳細を見ていこうと思います。
700サイズ用
まずは、スプール径 30mmサイズのカスタムスプールから。
このサイズのスプールは、リール名にCTと付いているダイワ製ベイトリールに適合します。
具体的には、スティーズCT SV TWシリーズや廃盤になっていますがアルファスCT SV TWシリーズ・ミリオネアCT SVシリーズにも取り付け可能です。

1つ目は、RCSB CT SV 700Sスプール。
カラーはブラックのみで、シャロースプールモデルとなっているので標準スプールよりラインキャパが少ないのが特徴です。
ラインキャパは、8lb:25〜50m・10lb:20〜40m。
軽量ルアーキャスト時のスプールレスポンスを上げたい方にオススメです。
ちなみにこのスプール、スティーズLTD CT SV TWにも装着可能ですが、ラインキャパはこれに搭載されているスプールと同じです。スプールカラーしか変わらないはずなのでご注意を。
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2つ目は、RCSB CT SV PE 700スプール。
こちらもカラーはブラックのみで、PEラインでの使用を前提としたカスタムスプールになります。
0.6号や0.8号など、比較的細めのPEラインに焦点を絞って開発されているカスタムスプールです。
ラインキャパはPE0.6号:50-100m・PE0.8号:50-100mと丁度いい巻量で、下巻が必要ないシャロースプールタイプ。
案外、細めのPEラインに対応したシャロースプールって種類が少ないので、結構希少です。
また、PEライン専用のインダクトローターが組み込まれており、ナイロンやフロロでの使用は推奨されていませんのでご注意を。
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800サイズ用
続きまして、スプール径 32mmサイズのカスタムスプールから。
このサイズのスプールは、21アルファスSV TWシリーズのみ適合します。

商品名は、RCSB SV 800Sスプール。
こちらも純正スプールよりラインキャパが少ないシャロースプールタイプになります。
ラインキャパは、8lb:40-80m、10lb:30-65m、12lb:25-55m。
ですが21アルファスSV TWには、2022年に追加ラインナップでこのスプールと同じラインキャパを持つシャロースプール搭載モデルが発売されています。
そちらのスプールとはスプールカラーが違うだけですのでご注意を。
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1000サイズ用

次は、スプール径34mmサイズのカスタムスプールです。
この34mmというスプールサイズはダイワ製ベイトリールの王道サイズであり、TD-Zあたりから採用されている機種も多いので、同サイズの最新カスタムスプールを昔のリールに取り付けることも可能ですし、逆も出来ます。
その為、過去販売された種類も多いのもこのスプールサイズです。
廃盤になってしまったものもありますが、調べて実際に使ってみると現行品との差を感じられて楽しいと思います。
34mmサイズのカスタムスプールには先に記載した通り2種類のブレーキタイプがあります。
SVタイプとMAG-Zタイプです。
また、このブレーキ構造の違いに合わせてベアリングサイズ・シャフトの太さの違いなどありますが、使い分けとしては使うルアーのウエイトで判断というのが分かりやすいと思います。
SVタイプは1/4~1/2ozくらいの比較的軽めのルアー、MAG-Zタイプには1/2oz以上のルアーで使用した時に気持ちよくキャスト出来る設定になっているようです。

まず1つ目は、RCSB SVブースト 1000スプール。
21ジリオンSV TWなどの純正スプールと同じラインキャパ、14lb : 45-90m / 16lb : 40-80mのスプールです。
1/2oz前後の巻物ルアーやジグ・テキサスなどの撃ち物など、太いラインを使って大きめのルアーやカバー周りをしっかり攻略したい場合などにオススメです。
インダクトローターの構造なども同じなので、スプール性能も同じです。
カラーはブラック・レッド・パープルの3色。
ブーストブレーキを搭載していない昔のリール用にも出来ますし、カラーカスタム用としても使用可能です。
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2つ目は、RCSB SVブースト 1000Sスプール。
”S”が重要です!
先に紹介したRCSB SVブースト 1000スプールのシャロースプールモデルですね。
本体素材やブレーキなどは同じですが、スプール溝の深さが浅くなっています。
その為、ラインキャパが少なくなっており、バス釣りでは細めの10lb前後のラインを使いたい場合に下巻きをする必要がなく、より使いやすい仕様になっています。
16lbなどを30mほど巻いてピッチングの精度を上げる、という使い方も出来ます。
具体的なラインキャパは、8lb : 50-100m, 10lb : 40-80m, 12lb : 35-70m。
純正スプールで糸巻き量が多いなと感じる方は、このシャロースプールに交換すればラインの節約にもなりますし、キャストレスポンスも向上するはずです。
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3つ目は、RCSB MAG-Z ブースト 1000スプールです。
このスプールは先に紹介した2つのSVブーストスプールとは主にインダクトローターの構造が違います。
他にも細かな違いはありますが、簡単に言えばSVブーストスプールより太めのラインで重ためのルアーをロングキャストで使用したい場合に最適です。
ちなみに、こちらのスプールも基本的には22ジリオンHDなどの純正スプールと同じです。
具体的なラインキャパは、16lb-100m・20lb-80m。
スプール本体のカラーはシルバーのみのラインナップです。
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4つ目は、RCSB MAG-Z ブースト 1000Sスプールです。
こちらも”S”が重要!
先に紹介したMAG-Z ブースト 1000スプールの浅溝タイプです。
これも基本的な構造は同じで、ラインキャパのみ違います。
遠投はあまりせず、おかっぱりやボートで近距離をテンポよく打っていく場合などはこちらのシャロースプールタイプがオススメです。
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5つ目は、 RCSB SVブースト PE 1000スプールです。
今まで紹介したスプールはナイロンラインやフロロラインの使用を想定したものですが、このスプールはPEラインでの使用を想定して開発されたスプールです。
具体的には、PE0.6号が90~180m、0.8号が75〜150mというラインキャパで、チニングやライトソルト、軽めのルアーを使うシーバスなどソルトのショアフィッシングに対応したスペックになっています。
ベイトタックルでソルトの釣りをされたい方にオススメです。
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IMブレーキ搭載リール用
続きましてIMブレーキタイプになります。
2026年現在、サイズ展開は2種類になります。

まずは、IM Φ34・24 16lb-100m スプールG1。
25IM-Z TW 100-Cに装着可能なカスタムスプールです。
最初見た時は何か違いがあるだろうと思っていたのですが、ラインキャパなどを見る限りでは純正スプールと同じもののようです。
HPの説明にもあるように、異なるタイプのラインを巻いて使い分けるためのスペアスプール、という位置付けの商品のようです。
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次に、IMΦ38・24 スプール G1。
このサイズのスプールは、それぞれラインキャパが20lb-100m・18lb-100mのものなのですが。。。
20lb-100mのほうはIM-Z リミットブレイカー TW HD-Cシリーズ、18lb-100mのほうは24IM-Z TW 200-Cシリーズの純正スプールとほぼ同じもののようです。
ただ、リミットブレイカーと200シリーズのスプールサイズは同じようなので、リミットブレーカーに18lb-100mのカスタムスプールを、200シリーズに20lb-100mのものを取り付けることは可能なようです。
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ソルティガ用カスタムスプール
最後は、オフショアジギング用リールであるソルティガシリーズ用のカスタムスプールです。

まずは、22ソルティガ用 15スプール。
15タイプと15Sタイプの2種類がラインナップされています。
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次に、25ソルティガ用 10スプール。
こちらは1種類のみです。
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どれもラインキャパを見る限り、純正スプールと同じものですが、本体のカラーが違っています。
純正スプールはゴールドですが、カスタムスプールの方はブラックです。
実釣時のライントラブルへ対応するためのスペアスプールの意味合いが強いのだと思いますが、スプールカラーが異なっているのでカスタムパーツとしても良さそうです。
まとめ
以上、SLPワークスより発売されているダイワ製ベイトリール用カスタムスプールのご紹介でした。
残念ながら廃盤になってしまったものも多くあるのですが、とりあえず現行の純正スプールに準した構造のスプールはまだまだ購入可能な状態。
何より、SLPワークスのスプールはブレーキユニットが最初から組み込まれているので、リールの分解などをする必要がなく、スプール本体の交換をするだけというお手軽さも魅力の一つだと思います。
手軽にリールの性能を変えることが出来るので、気になる方は今回の記事が何かの参考になれば幸いです。