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シマノ サイレントアサシン 120F(フローティング) フラッシュブースト モデルのご紹介

シーバスをルアーで狙う場合にミノーはなくてはならないルアーの一つです。

そのため、色々なメーカーから発売され名作も多く存在します。

本日はそんな名作ミノーの一つである、シマノ製 サイレントアサシン 120F フラッシュブーストのご紹介です。

スペック

サイレントアサシン 長さ タイプ:重量
80サイズ 80mm フローティング:10g
シンキング:12g
99サイズ 99mm フローティング:14g
シンキング:17g
サスペンド:16g
120サイズ 120mm フローティング:19g
129サイズ 129mm フローティング:24g
シンキング:26g
140サイズ 140mm フローティング:25g
シンキング:28g
160サイズ 163mm フローティング:32g


サイレントアサシンは全6サイズのラインナップがありますが、120サイズはほぼ中間のサイズになります。

ルアーサイズとしては、10cm前後の大きさのミノーがオールマイティと言われていますので、少し大きめのサイズになります。

活性が高い個体を狙う場合のパイロットルアーとして、または秋などベイトが徐々に大きくなっていくタイミングで使い勝手の良いサイズだと思います。


サイレントアサシン

では、早速ルアーを見ていきたいと思います!

99mmモデルをそのまま伸ばしたようにも感じましたが、じっくり見てみるとルアーの体高が結構あり、ルアーの幅も太く、ずんぐりした印象を受けます。

ただ巻き時にしっかりと水を押してアピールしてくれそうです。

フックは、3つではなく2つ付いているデザインです。

リップの形状も他のシリーズモデル同様、細身のスクエア状デザインになっています。

フラッシュブーストも、他のモデルと同様、フロントフックの上部分に搭載されています。

ちなみに、ジェットブースト機構(重心移動機構)も搭載されています。

HP上のデータでは、平均飛距離は65.7mとのことです。

他のスペック

ここで、各スペックを99mmモデルと比較してみようと思います。

重量ですが、99mmは14g、120mmは19gと約5gの増量。

流速スペックは、両方とも50cm/秒〜となっていますので、同速で巻けば同じように泳いでくれるようです。

潜行水深は、99mmが30~80cm、120mmが30~100cmと120のほうが少し深く潜るようです。

スイムフォームは、99mmが10°、120mmが15°と120mmが少し立ち泳ぎするとの事。




以上のデータより、120mmは少し立ち泳ぎするので潜行水深が深くなるのだと思います。

また、立ち泳ぎ気味でボディが大きいことを考えると、水の抵抗を受けやすく浮力も高いということなので、リップが小さめとはいえただ巻き時の引き抵抗は大きそうです。

ワイドなアクションが期待出来ますので、ビッグフィッシュ狙いはもちろん、天候状況が悪い時や磯でサラシなど流れが早い場所を狙う場合などでも活躍してくれそうです。

この点が、あまり引き抵抗を感じられない99mmのF(フローティング)モデルとの最大の違いではないでしょうか。




また、言い方を変えると、水をよく掴む構造であるということでもあるので、ドリフト操作もやりやすそうだなと思います。

まとめ

以上、サイレントアサシン 120Fのご紹介でした。

120mmとルアーサイズで見ると比較的大きめのルアーでフローティングモデル。

潜行深度に幅がありますので、浅めの水深を狙う場合には少しテクニックがいるかもしれませんが、フローティングミノーとしては深めの1m前後の水深も狙えますし、天気が不安定な時も活躍してくれそうですので、非常に使いこなし甲斐があるルアーではないかと思います。