リールカスタムパーツ

ダイワ製 純正グリスと純正オイルを用途ごとにご紹介!

今回は、ダイワから発売されているリールメンテナンス用のオイルやグリス、ドラグワッシャーなどの紹介記事になります。

ダイワからもメンテナンス用のオイルなどが純正品として販売されているのは嬉しい限りですね!

ラインナップを見てみると、ギアなどに使うグリスの種類は多くありませんが、ベアリング用のオイルは結構種類があります。

その他、特殊用途のグリスなどもありますので、ひとつづつ紹介していこうと思います!

ダイワ純正グリス

まずダイワ製グリスから見ていこうと思います。

現在発売されているグリスは以下の5種類。

・リールガード グリス
・SLPW メンテナンスグリス 104
・SLPW メンテナンスグリス 300
・SLPW コネクターグリス 501

・ソルティガ DRDグリス

スプレータイプが1個と固形タイプが4種類になります。



・リールガード グリス

出典:ダイワHP

まずは、スプレータイプのリールガードグリス。

スプレータイプなので固形タイプのグリスと比べると粘度が低めになりますが、オイルよりは粘度が高いので、それを活かした活用法が魅力。

管理人的には、粘度が低めなのでメインギアなどの主要駆動部への塗布はあまりオススメ出来ません。

どちらかというと、ソルトウォーター用リールのラインローラー部やハンドルノブ付け根の隙間などに塗りこんで水の侵入を防いで錆を防ぐ目的での使用が多いですが、全体的な使用頻度はあまり高くないです。

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・SLPW メンテナンスグリス 104

出典:SLPワークスHP

ダイワリールのカスタムパーツやメンテナンスグッズを扱うSLPワークスより発売されている可動部専用固形グリスです。

可動部というと、ベイトリール・スピニングリールのウォームシャフトギアがあげられます。



その他、管理人としてはベイトリールのクラッチパーツ周りにもオススメです。

クラッチを切る時に稼働するクラッチカムやウォームシールドとボディの間に塗ることでパーツ間の滑りが良くなり軽いクラッチの切り心地に繋がります。

同様に、キックレバープレートやクラッチプレートへの塗布もオススメです。

ちなみに、コチラもメインギアやピニオンギアへの塗布は推奨されていませんのでご注意を!

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・SLPW メンテナンスグリス 300

出典:SLPワークスHP

ダイワ用ベイトリール全般のメインギア及びピニオンギア用の固形グリスになります。

ずっとダイワ純正のメインギア用グリスって発売されていなかったので、待っていた方々には待望のグリスです。

このグリスに関しては別記事にて使用感レビュー書いていますので、よければご覧ください。

ベイトリール ドライブギア専用 SLPW メンテナンスグリス300の使用感をレビューしてみる 以前紹介させてもらったSLPワークス 新作グリス メンテナンスグリス 300。SLPワークス初のドライブギア専用のグリスという...
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・SLPW コネクターグリス 501

出典:SLPワークスHP


SLPW コネクターグリス 501は少し用途が特殊で限定的なグリスになります。

主に電動リールに使用されるグリスになります。

電動リールはリール本体にバッテリーと接続するためにコードを取り付ける必要があるのですが、そのコード接続部に塗布するグリスになります。

目的は、接続部位の防錆。

接続部は金属製になっているのですが、ここが錆びてしまうと伝導率が悪くなるばかりではなく、最悪コードの取り付け自体が困難になってしまいます。

地味ではありますが、電動リールを使われる方にはかなり重要なグリスです。

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・ソルティガ DRDグリス


出典:SLPワークスHP

コネクターグリスに続き、このソルティガ DRDグリスも特殊なグリスになります。

25ソルティガの大型番手のドラグにDRDという金属ワッシャーが搭載されたのですが、それに塗布する専用のグリスになります。

今までのドラグワッシャー用のグリスはフェルト製かカーボン製のものだけだったので、金属製のものとはまたグリスの成分が違うということだと思います。

ドラグ性能は魚をキャッチする上で重要な駆動部なので、自由にメンテできるのは嬉しい限りです。

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ダイワ純正ベアリング用オイル

続きまして、ダイワのベアリング用オイルの紹介です。

・リールオイルⅡ
・リールガード オイル
・REVボールベアリング用オイル
・スーパーフィネスルーブⅡ

なお、ダイワHPによると、各オイルの粘度は、

リールオイルII > リールガード オイル > REVボールベアリング用オイル > スーパーフィネスルーブII

の順番で高いとの事。

それでは、それぞれの商品を見ていこうと思います。



・リールオイルⅡ

出典:ダイワHP

まずはリールオイル2。

ダイワから発売されている純正オイルの中でも粘度が高いタイプになります。

メーカーHPに”高速回転するベアリングへの使用はお控えください”との記載があるので、ベアリングに刺すタイプのオイルではない点にご注意を。

回転補助目的ではなく、パーツの摩耗保護が目的のオイル、という感じでしょうか。


例えば、手軽なところで言えばベイトリールのスプールシャフト部やウォームシャフト部、スピニングリールのベールアームの駆動部などなど。

リールの中で金属と金属が接触する部位の稼働を滑らかにしたい時に使う感じです。

グリスでもいいのですが、グリスだと巻き感が重くなって気になる場合などにオススメです。

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・リールガードオイル

出典:ダイワHP

次は、リールガードオイル。

スプレータイプになりますので粘度は低めかと思いきや、他のベアリング用オイルより高めの設定になっているようです。

こちらも、リールオイル2と同じくパーツの摩耗保護が目的のオイルと思われます。


特徴としては、長いノズルを活かしてリールの奥張った点にもオイルを刺しやすい点。

使い方は、リールオイル2ではオイルを刺しにくい部位があった場合などに、長いノズルがあるコチラを使うのがオススメです。

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・REVボールベアリング用オイル

出典:ダイワHP

3つ目は、REV ボールベアリング用オイル。

商品名通り、ベイトリールのスプールベアリング用のオイルになります。

ベイトリールの飛距離維持などで定期的にベアリングにオイルを刺したい時はこちらがオススメ。

ベイトリール・両軸用となっていますが、ハンドルノブ部のベアリングや、スピニングリールのドラグ部のベアリングなどなど、用途は多いと思われます。

場所問わず、ベアリングにオイルを刺したいという場合には、コチラのオイルを使ってみてはいかがでしょう?

※マグシールドタイプのベアリングはオイルを刺すことが推奨されていませんのでご注意を!

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・スーパースーパーフィネスルーブ2

出典:ダイワHP

最後は、スーパーフィネスルーブ2。

こちらもベアリングに刺すオイルになりますが、少し特殊でかなり粘度が低いです。

用途としては、ベイトフィネス用ベイトリールのスプールベアリングのみ、と思ってもらって問題ないと思います。

ベイトフィネス用ベイトリールのスプールベアリングはかなり小型のベアリングが組み込まれているので、通常のベアリング用オイルでは粘度が高くて逆に回転を阻害してしまう場合があります。

なので、バス釣り用やアジング用などのベイトフィネスリールのメンテナンスをお考えの方は、スプールベアリング用オイルにはコチラをオススメします。

ただ、粘度がかなり低くどうしても飛びやすいので、オイルを刺す頻度は通常のベイトリールより頻繁に行われた方がいいと思います。

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まとめ

以上、今回はダイワから発売されている純正グリス・オイルのご紹介でした。

リールの性能維持には日頃のメンテナンスはかかせませんが、メンテナンス用の備品に色々種類があり、どれを使えばいいか悩みやすいのも事実。

今回の記事の内容が、皆様のメンテナンスに何か役立てれば幸いです!