2026年秋の新商品として登場した26ジリオンTW 150。

以前発売されていたジリオンTWの1500番サイズのマイナーチェンジ品という感じで、21ジリオンSV TWのボディデザインをベースにされているようです。

21ジリオンSV TWよりワンサイズ大きくなっており、バス釣りでは太めのラインを用いたビッグベイトをはじめとする中〜重量級ルアーに、ソルトでも太めのPEラインを用いたビッグベイトや重めのシンカーを使ったロックフィッシュゲームなど、パワーゲームに特化した仕様になっています。

それでは早速、各部を見ていこうと思います!

スペック

26ジリオンTW 150/150L 150H/150HL 150XH/150XHL
自重 215g 215g 215g
ギア比 6.3 7.3 8.4
巻き取り長さ 70cm 82cm 94cm
ラインキャパ(フロロ) 16lb-125m
20lb-100m
16lb-125m
20lb-100m
16lb-125m
20lb-100m
ラインキャパ(PE) 2号-230m
3号-150m
2号-230m
3号-150m
2号-230m
3号-150m
最大ドラグ力 6kg 6kg 5.5kg
スプール寸法 36mm/24mm 36mm/24mm 36mm/24mm
ハンドルアーム長 95mm 95mm 95mm
本体希望価格 58,400円 58,400円 58,400円

外観

それでは早速外観から見ていこうと思います。

150番サイズということもあり、21ジリオンSV TWよりボディも大型化されていますが、200番よりは小さめなので思ったよりコンパクトな印象。

ハンドルやハンドルノブもボディと合わせて大型のものが取り付けられています。

ダイワHPを見た時、ボディカラーはジリオンと同じくシルバー系かと思っていたのですが、実物見るとガンメタ。

スプールは36mmの大きめサイズが組み込まれています。

比較的大きめサイズのスプールですが、ボディがスプールエッジのギリギリまでオフセットされている構造なので、持った時に握り込みにくいという印象はあまりなく、握り心地も違和感は感じません。

クラッチ周りのボディ後部に出っ張りがないデザインなのも、グリッピング向上に一役かっていると思います。

加えて、メインボディの横幅の細さ。

スプール径は36mmですが、幅は24mmと21ジリオンSV TWと同じなので意外に横幅が太くなく、本当に握り込みやすいです。

スプールの大型化に伴いラインの抜け感向上のためか縦が長くなっているので、ぱっと見細長い印象を受けますが、ギアボックス側は結構出ているので、リール全体の横幅はそれなりにあります。

ボディカラーが違うとまた見る印象が変わってくるかもしれません。


太いラインでの使用感を増すために新設計されたテーパーTWS。

ラインと接触する部分が今までのものより幅広になっているのが分かります。

ハンドルは95mmのブランク加工なしのオフセットハンドル。

95mmの長さは珍しいですね。


ハンドルノブは、ハイグリップIシェイプパワーラージノブが標準装備。

ダイワ製純正ハンドルの中で大きめサイズの平ノブです。

どちらも大型対応のパーツであり、パワーゲーム向きのセッティングになっています。

スプールは、G1ジュラルミン製MAG-Z ブーストスプール。

中〜重量級ルアーの遠投性能と快適なキャストフィールが特徴のLCコンセプト設計のスプールです。

ラインキャパは20lb-100m、PE3号-150m。

ナイロン・フロロでもPEでも太めのラインがしっかり巻ける仕様になっています。

そして、分かりにくいですがスプールシャフトの構造も少し変化しているようです。

ベアリング取り付け側のシャフト構造が変わっているので、今までの36mmスプールを搭載しているリールとは適合しないようです。

逆もまた然りですね。

あと、スプールシャフトの両端にゴムリングが装着されています。

スプールのがたつき防止と思われますが、これスプール着脱時に気をつけないと外れることが結構あるので、メンテナンス時とかは要注意ですね。

使用感

実釣では、バス釣り用MHクラスのロッドに装着し、30~50gの中級型ビッグベイトやスコーン、3/8~1/2ozジグヘッドをつけた5~6インチのシャッドテール(マグドラフト)などを中心に投げてきました。(※ハンドルノブ交換後の写真しかなく申し訳ないです)

ラインは、フロロの20lb。

ギア比はノーマルです。


投げた感想としては、重ためのルアーが気持ちよく飛んでいってくれ、キャストフィールは素晴らしいの一言。

新しいTWSと縦長ボディの恩恵かキャスト時の糸抜け感がスムーズなのに加え、キャスト後半に起こりやすいブレーキによる失速も感じられず、なのにバックラッシュすることなく着水まで綺麗な放物線を描くキャストが出来ます。

特に、空気抵抗の少ないシャッドテールのキャストフィーリングはホントに快適。

流石にビッグベイトなどのジョイント系になると空気抵抗が大きくなるので遠投での距離は落ちますが、想像以上にダイヤル調整で細やかにブレーキが変化するようで、ライントラブルなどはかなり少ない。



サイズの割に軽いボディとコンパクトさのおかげでキャスト時に振り抜きやすいので、飛距離も伸びやすいと思います。

もちろん、ブレーキを強めに設定すれば中量級ビッグベイトなどの近距離でのショートキャストも問題なし。



軽いものだと、15~20gほどのクランクベイト、5/8oz スピナーベイトも投げてみましたが、問題なくキャスト出来ました。

流石に10g前後となると使用感が落ちたので、15gくらいが使用最下限かなと思います。





懸念していた巻き取りのパワーですが、ギア幅の厚さ向上・適度に大型化されたハンドル本体とノブのおかげでかなり滑らかな巻き心地で、パワーも十分あるように思いました。

流石に200mm近いリップ付きビッグベイトだとやはり巻き抵抗強いと感じますが、S字系ビッグベイトや140mmあたりのリップ付きジョイントベイト(ハイサイダー145)などは純正状態でも軽やかな巻き心地で使用出来ました。


管理人は巻き中心の使い方ではノーマルギアを使い今回もノーマルギアを購入。

だからか巻きノイズもほとんど感じられず。

ハイギア・エクストラハイギアになるとノーマルギアに比べ構造的にどうしてもノイズが出やすかったりギアダメージの進行が早かったりはすると思われますが、使用するルアーのサイズや巻き抵抗を考えると、実釣では問題ないのではないかと思われます。


※太いPEラインを用いてのソルト使用に関しては、また記載させていただきます。

ベアリングカスタム

ベアリングカスタムに関しては、2箇所。

1箇所目はレベルワインドの両端。

ここに使われているプラスチックカラーをベアリングに交換可能ですが、ベアリングを組み込む際にワッシャーの厚さ調整をする必要がありそうなのと、構造的にリールを全バラシした方が作業がやりやすいので、少し難易度は高め。

ハンドルノブは、キャップ側にプラスチックカラーが入っているので、これをベアリングに交換可能です。

どちらもまた専用キットが出ると思うので、それが発売開始されたら改めてご案内させていただきます。

まとめ

以上、26ジリオンTW 150のレビューでした。

発売発表当時はボディも完全新規っぽかったので期待半分不安半分という感じでしたが、結果的に購入してよかったと思えるリールでした。

適度なボディサイズで握り込みやすく、太いライン・重めのルアーを用いたキャストフィールの良さ、ハンドリングの確かなパワーなどなど、かなり完成度が高いリールだと思います。

今後は厚めに設計されたジュラルミンギアの耐久性問題ですが、これはじっくり使い込んでいってまた報告出来ればと思います!