シーバス用スピンテールジグとして開発され、発売以来絶大な人気を有するルアーです!
定番ルアーとして必ず名前が上がるレベルではないでしょうか。
その人気ゆえ、現在でも手に入りにくいのがネックではありますので、手に入れられた時は大事に使うようにしています。
とりあえず、細部を見て行きます。
ルアーの外観と構造
ボディ本体は比較的小さめのデザインをしています。
PB-13 | |
全長 | 95mm |
重さ | 13g |
PB-20 | |
全長 | 105mm |
重さ | 20g |
PB-24 | |
全長 | 125mm |
重さ | 24g |
PB-30 | |
全長 | 125mm |
重さ | 30g |
ウエイトラインナップは、13g、20g、24g、30gの4タイプ。
カラーは、13gが8色、20gが16色、24gと30gが12色。
ちなみに、表の全長はリアフックやブレードを含めた長さなので、ボディは全長数値の約半分くらいです。
構造は金属製のボディとリアフックにブレードが取り付けられているオーソドックスな作りです。
上から見ると、お腹の部分が膨らんでいるデザインのようです。
この為、ウエイトバランス的にフロントフックあたりが一番重たくなっているようです。
ボディ頭部に取り付けられているアイは、スナップを取り付ける為のものではなく、ボトムへの到着をいち早く知らせるためのソナーアイなのだそうです。
個人的には、ボディの破損を防ぐためのダンパー(衝撃緩衝用パーツ)にもなりそうだな、と思っています。
テールのブレードは専用設計のものが取り付けられています。
形状は一般的なウィロリーフタイプ。
カラーラインナップによってブレードカラーがゴールドだったりシルバーだったりしますが、ブレードの形状はこの一種類のみです。
ルアーのテール側面部にメーカーロゴ、下腹部にルアー商品名の略称とウエイトが記載されています。
また、細かいパーツですが、テールフックの付け根に小さな透明なゴムリングが取り付けられています。
個人的にはこれが一番すごいな〜と思うパーツで、このゴムリングがあることでリアフックの動きが適度に制限されています。
これにより、スピンテールジグの泣きどころである、使用時にエビになること(前と後ろのフックが絡んでルアーの動きを阻害する事)がかなり制限されています。
ロングキャストを決めた後、最初の一巻きでエビっているとまともにルアーが動かず非常に悲しくなるので、こういう対策構造は非常にありがたいですね。
最後に、HPなどにも記載がなくパッケージの上の方に書いてあった情報なのですが、このルアーを使用する際はスナップなどを使わずにアイに直接ラインを結んで使うのが推奨されているようです。
シーバスやられている方は、多くの場合ルアーとラインの結合にスナップを使われていると思いますが、ご使用の際は気をつけられてください。
スペアパーツ
1, フック
フックサイズは、13gと20gが#10、24gと30gが#8、と記載されています。
商品自体はがまかつのトレブル13が使用されているとの事ですが、現在廃盤となっており、コアマンから出ていたトレブルフックも現在はメーカーHPに掲載がないので、釣具屋に残っている在庫分だけなのかもしれません。
フックポイントが潰れた、フックが伸びたなどで交換しなければならない場合は、別メーカーの針を使うしかなさそうです。
2, ブレード(フック付き)
リアに取り付けられているブレードですが、これもメーカーからスペアパーツが発売されています。
・BS-1308 ブースターシステム
・BS-1310 ブースターシステム
ただ、これらも長期の売り切れ状態みたいなので、ブレードは大事に扱った方が良さそうです。
3. シリコンリング
リアフックの動きを固定する為に、リアアイに取り付けられているリングです。
かなり大事なパーツなので、劣化していたら交換をオススメします。
まとめ
コアマン パワーブレードのご紹介でした。
非常に釣果実績の高いルアーですが、どうしても手に入りにくい一面がありますので、もし釣具屋やネットショップなどで見かけた時は是非手にとってみてください!