リールカスタムパーツ

ベイトリール ドライブギア専用 SLPW メンテナンスグリス300の使用感をレビューしてみる

以前紹介させてもらったSLPワークス 新作グリス メンテナンスグリス 300。

SLPワークス初のドライブギア専用のグリスということで、発売発表から到着まで非常に楽しみにしていたグリスです。

ベイトリールのドライブギア用グリスは色々なメーカーから発売はされていますが、やはり質感が純正グリスとは異なっていたので、純正品が手に入るというのは嬉しいことでした。

容量は10g、価格は1,000円(税抜)と比較的お求めやすい価格。

実際の使用感は。。。

では早速、蓋を開けてみましょう。

新品当初はもっと表面が綺麗な状態でしたが、写真ではちょっと使った後のものになります。その点はご容赦を。。。


実際に筆で取ってみると、中々の粘度が感じられました。

写真のように掬ってみると、糸を引いたようにグリスが立ち、その状態が長時間維持されていました。

ネバネバ感はいい感じ!

これは期待出来る!と思ったのですが。。。


この後ちょっと指に取って擦ってみると、想像よりサラサラしている?という印象。

というのも。ダイワ製ベイトリールを最初に分解する時、取り外しの為にギア類を触るのでギアに塗布されているグリスが指に付着するのですが、このグリスがとにかく粘っこいんです。

手触りは滑らかなんですが、粘度が強くてギトギトしているイメージです。

手についたらタオルでは拭き取れきれず、必ず洗剤で洗いたくなるレベルです。


で、この時のイメージと比較してみると、メンテナンスグリス300は確かに質感などは同じなんですが、この粘度があと一歩足りない気がします。

ギトギトではなく、ヌメヌメしている感じ。

ちょっと想像と違ったな、というのが正直なところです。


色々膨らむ使い方

粘度が弱くて困るのは、グリスが落ちる(ハンドル回転時の滑らかさが落ちる)までの期間が短くなることです。

そうなるとギアノイズが目立ってきて、最悪ギアをダメにしてしまい交換する必要が出てきます。

それを防ぐ為には、定期的に分解してグリスを塗布しなおす手間が発生します。


とはいえ、このグリスを購入しようという人は管理人と同じくリールをいじることが好きな方々だと思いますので、あまり苦にはならないかもしれません。


そうなると、質感自体は似ていると思いますので、試してみる価値は非常にあると思います。(管理人も今18リョウガに塗布して経過観察中です)


説明書ではベイトリールのドライブギア専用と書かれていますが、スピニングリールのオシレーティングギアや、エリアトラウトやアジング用など軽い巻きが求められる2000番手のメインギア周りなどに使うと思うと適度な粘度感な気がしますので、ちょっと試してみたくなっています。

まとめ

以上、SLPW メンテナンスグリス 300の個人的感想でした。

管理人としては最初の予想とはちょっと異なる部分もありましたが、色々な箇所に使ってみたくなるグリスだと思います。

お値段もそう高いものではないので、実際に試してみたは如何でしょうか?