リールカスタムパーツ

アベイル製ナロースプール、21CNQ1034RNをインプレしてみる!

先日購入したアベイル製ナロースプール、21CNQ1034RNのインプレ的なものをまだ釣行日数は少ないですが、中間報告的な意味でちょっと書いてみようかと思います。

管理人としては、交換するメリットはあり、使っていてキャストが非常に楽しくなるスプールだと思います。

管理人の個人的な印象

実際に使ってみた印象としては、

”TWS搭載のダイワ製ベイトリールを遠心ブレーキで使っているような感じ”

です。


21CNQ1034RNの最大の特徴は、その特徴的なスプール構造によってキャスト時に生じるラインとレベルワインド間の摩擦抵抗が少なくなることです。

スプールのラインを巻ける幅が通常より狭く、専用レベルワインドを取り付けて動作域が制限されたことにより、ラインがほぼ真っ直ぐに出て行きます。

なので、非常に気持ちいいキャストが出来ます。

ラインが抵抗なく、ス〜〜〜〜ッと出ていく感じです。


そして、これを使っていて思いついたのが、ダイワ製ベイトリールでTWS搭載型を使った時にも似たような感覚を得ることが出来たな、という点です。

TWSは、クラッチを切るとレベルワインドが回転して幅が広い面が出てくることでライン放出時の摩擦を抑える構造ですので、得られる効果はほぼ同じはずです。

違いとしては、ダイワ製ベイトリールはマグネットブレーキでキャスト直後にブレーキが効く構造なので、バックラッシュ防止の為ライン放出がどうしてもちょっと抑えらえてしまいます。

でも、このスプールの遠心ブレーキ仕様ならば、同じようにキャスト時に強くブレーキが掛かりますがマグネットブレーキに比べて弱く設定することも出来るので、慣れると非常に気持ちよくラインが出ていってくれます。

この相違点のせいなのか、遠心ブレーキ搭載の21CNQ1034RNの方が、ラインがよりスムーズに出ていってくれているように思います。

実釣では、5gほどのライトジグから15gほどのハードルアーなどを投げてみましたが、軽めのルアーでも重ためのルアーでも抵抗なくラインがスッと出ていく感覚が素晴らしく、キャストするのが楽しく、ちょっとクセになる感じがします。



ちなみに、現在ダイワ製純正スプールやSLPワークスのカスタムスプールでPEライン専用にブレーキをセッティングされたスプールも発売されています。

実際に投げ比べてはいませんが、PEライン専用スプールはブレーキ力が少し弱めになっているようなので、管理人としてはこれを装着したダイワ製ベイトリールと似たようなキャストフィールなのではないかと思っています。

とはいえ、このスプールを取り付けたいという方は、恐らくカルコンがかなり好きな方達と思いますのでダイワ製ベイトリールの話を出す必要はないかと思いますが、同じようなキャストフィールを求めているのであれば、オススメできると思います。

管理人としては、33mmという、他のベイトリールにはないスプール径もこのフィーリングに影響を及ぼしていると思っているので、唯一無二の感覚なのかな?と現時点では思っています。

その他、気になった点

レベルワインドも専用品に交換し、これにより動作範囲が純正品使用時より狭くなっているのでせかせか動いてちょっと音鳴りが強くなるのかな?と思っていたのですが。

特に実釣時に違和感を感じませんでしたので、正しく組み付けが出来れば快適に使用が可能なようです。


あと、キャストの伸びがいいのでカルコンでPEを用いたライトゲームにて、ロングキャストをして狙っていきたいと思われている方には遠心ブレーキがオススメと思います。

逆に、ラインの放出がすごくいいのでネイティブトラウトなどで近距離をショートキャストしてどんどんランガンしていく場合には、マグネットブレーキ仕様にした方が楽だと思います。


現時点で管理人としては使用時に不満等は特にないので、となると問題はやはり専用レベルワインドの交換作業が難しい、という点だと思います。

まとめ

というわけで、簡単ではありますが、アベイル製ナロースプール 21CNQ1034RNの簡単なインプレをさせていただきました。

今までも軽量タイプのカスタムスプールに交換してその効果を実感してきましたが、21CNQ1034RNは今までとはまた違った意味でその効果を実感しています。

ここまでくると、もう別物のリールのように感じます。

とりあえず、これからもどんどん使っていくつもりなので、また気づいたことがあれば追加で書いていこうと思います。