シマノから発売され、長年使われ実績多数あるシーバス用ミノーのサイレントアサシン。
サイズ別などの違いによりラインナップも多く存在しますが、その中で今回はシリーズの中で2番目に大きく、シーバスを狙う上では実質的に最大サイズであろう、サイレントアサシン 140F フラッシュブーストのご紹介です!
スペック
サイレントアサシン | 長さ | タイプ:重量 |
---|---|---|
80サイズ | 80mm | フローティング:10g シンキング:12g |
99サイズ | 99mm | フローティング:14g シンキング:17g サスペンド:16g |
120サイズ | 120mm | フローティング:19g |
129サイズ | 129mm | フローティング:24g シンキング:26g |
140サイズ | 140mm | フローティング:25g シンキング:28g |
160サイズ | 163mm | フローティング:32g |
さて、サイレントアサシンシリーズは現段階で6サイズのラインナップがありますが、140サイズは大きめのサイズになります。
140mmですのでビッグベイトなどと比べると小さいですが、一般的なルアーと比較すると十分大きい部類に入ります。
ですが、タックルとしてはビッグベイトのように専用のものを用意せずとも、120サイズや129サイズが投げられるタックルで十分使用可能です。
99サイズを使っているタックルでも大丈夫だと思いますが、その場合はラインの太さをワンランク上げた方がより安心かなと思います。
サイレントアサシン 140F
では、早速ルアーを見ていきたいと思います!
140mmモデルも99mmを伸ばしたような印象を受けていましたが、実際に見ているとテール部分を含め全体的に高さがあります。
ルアーの幅も他モデルと同様太くなっているので、引き抵抗も強そうです。
フックは、3つ取り付けられています。
リップの形状は、他のサイレントアサシン フローティングモデルと同様、細身のスクエアタイプとなっています。
フラッシュブーストモデルは、ヘッド内部に反射板が搭載されているのも他モデルと同様。
重心移動機構であるジェットブーストも標準搭載されています。
平均飛距離は、メーカーHPによると約66mとの事です。
他のスペック
ここで、ルアースペックを詳しく見ていこうと思います。
重量は25gと、120mmが19gですので約6gの増量です。
大きめサイズとはいえ、フローティングミノーとしては重めになるのではないでしょうか?
この重さと重心移動が、ぶっ飛ぶミノーと言われる要因だと思います。
流速スペックは59cm/秒と、99mmや120mmの50cm/秒と比べると若干ではありますがよりゆっくり巻ける仕様のようです。
潜行深度は40~70cmと、99mmが30~80cm・120mmが30~100cmと比べると泳層がより絞られている印象です。
逆に言えば、どう巻いたとしても40~70cmの約30cm間を巻けるという事なので、扱いやすく狙いも絞りやすい、とも言えると思います。
スイムフォームは13°と、99mmの10°・120mmの15°と比べると丁度中間の角度。
これは、遠投時の着水点でのルアーアクションの強さを考慮してのものなのかなぁ、とか考えました。
遠くのポイントでアクションが強すぎると巻き抵抗が強くなりすぎて疲れるし、抵抗がなさすぎると何をしているか分からないので、適度にルアーの動きが分かる強さを求めた結果の角度なのかな?
まとめ
以上、今回はサイレントアサシン 140F フラッシュブーストの紹介でした。
比較的大きめのルアーとなりますので、強気の攻めをしたい場合やベイトフィッシュのサイズが大きい時などに出番が多そうですが、スペック内容をみると非常に扱いやすそうなので、これをパイロットルアーとして使ってみるのも面白いと感じました。