※リール発売に伴い、実機インプレもしておりますので、何か参考になれば幸いです！
少し前にエサ釣り用のロッドを新調しようと思っているという記事を書いたのですが、それに合わせてリールも買いなおそうと思っていました。
ロッドはまだあれやこれや悩んでいるのですが、リールはすんなり決まっていました。
それが、今回紹介する24レブロスLTです。
レブロスはエントリーモデル
レブロスは、長年ダイワ製スピニングリールのエントリーモデルとして販売されてきたリールです。
ちなみに、レブロスのワングレード上のモデルがレガリスになり、ダウングレードモデルがクレスト・リーガル・ジョイナスなどになります。
この24レブロスLTも、24ルビアスと同じく2024年のフィッシングショーで発表がなかったので、発売を知った時は驚きました。
そんな24レブロスLTですが、今回も多くの部分で前モデルよりアップグレードされているようです。
大きな変更点としては、
・エアドライブデザインの搭載
・スプールドラグがATD TYPE-Lに変更
・スプールがLC-ABSタイプに変更
・ギアがタフデジギア構造に変更
・各番手にXH(エクストラハイギア)モデルが追加
以上の5点だと思います。
エアドライブデザインの搭載
22イグジストに搭載されて以降、順次下位モデルに搭載されてきていたエアドライブデザインが、ついにレブロスにも搭載されました。
24レブロスには、エアドライブデザイン機構の、エアドライブローターとエアドライブベールの２つが搭載されているとの事。
このローターは非常に特徴的な外観をしているので、一番分かりやすい変化ですね。
今までの角張ったデザインではなく、丸っこい形状をしています。
また、エアドライブデザインの搭載で20レブロスLTと比較して各番手の重量が約5~10gほど軽くなっているみたいです。
ちなみに、ボディ素材とローター素材はDS4(リール専用ファイバー強化特殊プラスチック)という強化プラスチック素材で、ザイオン系の素材ではないようです。
エアドライブローター搭載リールを初めて回した時は巻き始めの軽さと抵抗のなさに驚きましたが、24レブロスLTでもローターの変化に伴う巻き心地の変化を感じられるか、非常に楽しみです。
スプール周りの変更点
スプール周りでは2点変更点があります。
・スプールドラグがATD TYPE-Lに変更
元々ATDというドラグシステムが、その前のUTDというドラグシステムと比べ負荷がかかった時のラインの出だしが滑らかである、という特徴がありました。
今回のATD TYPE-Lは、そのATDよりさらにラインの出だしが滑らかになったのだそうです。
これにより、太いラインでのやり取りはもちろんですが、ライトラインでの釣りでもよりドラグファイトがやりやすそうです。
・スプールがLC-ABSタイプに変更
LC(ロングキャスト)-ABS、スプールのエッジ部の形状を変更することで、ライン放出時のエッジ部との接触抵抗を軽減させ、飛距離を伸ばせる、という構造です。
スプールドラグの変更と合わせて、軽いルアーや細いラインを使ってのライトゲームがよりトラブルなく快適に出来るようになっている印象です。
ギアがタフデジギア構造に
ギアに関しては、実際に使用し続けなければ違いが分からない部分ではありますが、近いグレードモデルである23レガリスの評判が高いので、巻き心地に関しても期待が持てると思います。
XHモデルの追加
そして、管理人がエアドライブローターと同じくらい驚いたのが、XH(エクストラハイギア)モデルの追加です。
20レブロスLTには2000番にしかXHモデルはありませんでした。
ダイワHPによると、24レブロスLTには、2000番・2500番・3000番・4000番・5000番にラインナップされるそうです。
というか、4000番・5000番に関してはCXHモデルしか販売当初はないみたいです。
ソルトウォーターで釣りをしているとエクストラハイギアの恩恵は計り知れないものがありますが、問題は巻き心地。
エクストラハイギアは出始め当初はどうしても巻き心地が重く、アップグレードが重ねられるにつれてどんどん軽く改良されてきました。
ギアがタフデジギアになったことの恩恵なのかは分かりませんが、XHモデルのラインナップは非常に嬉しいところ。
あとは巻き心地の具合が気になるところです。
まとめ
以上、簡単ですが24レブロスLTの特徴を挙げさせてもらいました。
順当にフラグシップモデルのより洗練された技術がエントリーモデルにも反映されており、実際に使ってみるのが楽しみです。
あと、もう一つ楽しみなのが、リールカスタムです。
エントリーモデルは、ベアリングカスタムなどをするとすごく実釣時に使いやすく化けるので、カスタム好きとしてはやりがいがあるリールの一つです。
それに加え、先日SLPワークスから24レブロスLTに対応するカラーパーツが発売されるとの情報解禁がありました。
しかも、スプールとハンドルです！
エントリーモデルのスピニングリールに対応したカスタムパーツがSLPワークスから発売されるのも初めてですが、エントリーモデル用のカスタムスプールとカスタムハンドルが発売されるのは業界初ではないでしょうか？
本当に、色々な意味で発売が待ち遠しいリールです！
