発売発表から発売されるのをずっと楽しみにしていたリールがついに届きました!
シマノ製ベイトリール 24カルカッタコンクエスト シャローエディションです。
コンクエストシリーズはずっと好きなリールなのですが、その中でも2021年モデルはデザインはもちろん、持ちやすさや実釣での扱いやすさなど含め個人的に最も好きなリールです!
その21カルコンの派生モデルである今回の24カルコン シャローエディション。
早速色々いじっていこうと思います!
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とりあえず全体写真!
まずはリール全体をぐるっと!
ボディカラーは特徴的なブラック。所々にシルバーカラーがあしらわれ、レベルワインド部にワンポイントでゴールドが入っています。
24カルコン シャローエディションも外部ダイヤルにて調整可能な遠心ブレーキ搭載。
サイドカバーのオープンギミックは、初代カルコンと同じレバーをOPENにするとパカっと開くタイプ。
サイドカバーがボディ側についたままなので、現場でSVSをいじるために開けてもサイドカバーを落とす心配がない、非常にありがたい構造です。
シャローエディションの由来にもなっている、オリジナルカルコンよりも浅溝タイプのスプール。
ハンドルはオーソドックスな84mmでわずかにボディ側へオフセットされているタイプになります。
リールスペック
リールスペックは以下の表をご覧ください。
型番 | 30HG (右ハンドル) | 31HG (左ハンドル) |
---|---|---|
ギア比 | 7.4 | 7.4 |
最大ドラグ力 | 4kg | 4kg |
自重 | 220g | 220g |
スプール径 | 33mm | 33mm |
ラインキャパ(ナイロン) | 8lb-100m 10lb-90m 12lb-65m |
8lb-100m 10lb-90m 12lb-65m |
最大巻上長 (ハンドル1回転) |
77cm | 77cm |
ハンドル長さ | 42cm (全長84cm) | 42cm (全長84cm) |
本体価格 | 59,600円 | 59,600円 |
※2024年4月現在 |
21カルコンではローギアモデルとハイギアモデルがラインナップされていますが、シャローエディションではハイギアモデルのみのラインナップとなっています。
個人的にはノーマルギアタイプがラインナップされるかなぁ〜と思っていたのですが。。。
今後に期待ですね!
ちなみに、21カルコンでも素晴らしかった巻き心地の滑らかさと、強い巻き上げパワーによる抵抗の強いルアーの扱いやすさはそのまま継承されていルようです。
※細かな構造などはメーカーHPの方がより詳しく分かりやすいので、是非そちらをご参考ください。
気になる2つの特徴
先ほどもちょっと触れましたが、このリールは完全新作というわけではなく、ボディ自体は21カルカッタコンクエスト 100番シリーズとほぼ同じものですが、大きく異なる点が2つあります。
・スプールが専用のシャロー(浅溝)タイプが搭載されている
・ボディカラーがカルコン初のブラックカラー
・スプールが専用のシャロー(浅溝)タイプが搭載されている
本機の特徴の一つである、シャロースプール。
ベースとなった21カルコン 100サイズのスプール(上写真左側)と24カルコン シャローエディションのスプール(上写真右側)では、その深さが違うことがよく分かります。
数値的には、
21カルカッタコンクエスト 100サイズ | 12lb-100m,14lb-90m,16lb-80m |
24カルカッタコンクエスト シャローエディション | 8lb-100m, 10lb-90m, 12lb-65m |
となっています。
同じ12lbで比較すると約35mも巻ける量に違いがあります。
それ以外の点(スプールの素材やブレーキシステムなど)に違いはありません。
ですが、メリットはかなりあります。
まず、ラインを巻いた時の重量が軽くなりますのでスプールレスポンスが良くなり、バス釣りでよく使う重さのルアー(10g前後)のキャストがよりやりやすくなります。
つまり、キャスト時に力をそれほど入れなくてもスムーズにルアーがルアーが飛んていってくれるようになるということなので、狙った所にキャストしやすくなり、また体への負担も減ります。
また、使うラインの量が減りますのでラインの節約にもなります。ソルトウォーターで釣りをする場合は不意の大物がかかって走られた時などのためにラインを多く巻いておくメリットはありますが、ブラックバス狙いではそういうことはまず起こらないですからね。
小さな違いですが、実釣での利便性がかなり向上するのが、このシャロースプールというパーツです。
・ボディカラーがカルコン初のブラックカラー
ブラックバス用のカルコンシリーズでは初のブラックカラー採用です。
シマノでラインナップされているリールで言えば、ソルト用のオシアカルコンモデルでリミテッドモデルにブラックカラーが採用されていました。
色味もそれに近いように思います。
上写真では比較品としてダイワの18リョウガと並べていますが、比べると真っ黒というよりは少し青みがかっている印象です。
今後のラインナップは分かりませんが、コレクターアイテムとしても非常に購買意欲をそそられる商品だと思います。
個人的な使用感
ここで、バス釣りで実際に使ってみて管理人が思ったことを少しだけ書かせていただきます。
24カルコン シャローにおいて、性能面で一番注目すべき点はスプールだと思います。
この純正スプールの特徴は2点。
・シャロースプール化されている。
・スプール径が33mm。
シャロースプール化に伴うスプール自重の軽量化によるキャストレスポンスの向上がまず1点目。
そして、33mmスプール径という、今までにあまりないスプールサイズのキャストフィーリングがどうなのか、というのが2点目です。
①シャロースプール化のメリット・デメリット
まず、1点目のスプール軽量化のメリットですが、キャスト時にそれほど力を込めなくても、ラインの放出がよりスムーズだったので、これはスプール軽量化の恩恵だと思います。
(※21カルコン100シリーズの純正スプールと比較した場合)
デメリットは、太いラインが巻きたくても巻けない点だと思います。
②スプール径33mmのメリット・デメリット
2点目の33mmスプールのキャストフィールですが、陸っぱりやボートでカバー周りをショートキャストしていくスタイルには、非常に使いやすいと思います。
クランクベイトやスピナーベイトをサイドキャストで投げたり、7g前後のテキサスリグやフリーリグ、8インチ ストレートワームのネコリグ、5~7gシンカーを用いたダウンショットなどを使用してのピッチングも、ライントラブルなどなく、やりやすい印象です。
テキサスリグなどはシンカーウエイトをもっと上げても問題ないと思います。
やりにくいな、と思ったのはロングキャストです。
スピナーベイトやスコーンリグなどの広範囲を探るハードルアーなどを遠投しようとすると、なぜかキャス後半の伸びが弱い気がします。
結構強めに力を込めてキャストしてもバックラッシュの不安はあまり感じないのですが、キャスト後半の気持ちいい伸び感はあまりないかな?という印象です。
・結論
管理人個人的な感想としては、バスフィッシングらしいカバー周りでの釣りには非常に扱いやすい印象です。
逆にスコーンリグやバイブレーションなどを遠投して探っていく場合には、少しキャスト時に物足りなさを感じるかもしれません。
とはいえ、普通にキャストして30~40mほどは飛んでいってくれます。
これだけ飛べば実釣には全く問題ないので、ご安心を。
まとめ
というわけで、24カルカッタコンクエスト シャローエディションでした。
色々と書いてきましたが、デザインはカッコいいし性能面も文句なし、非常にパーミングしやすい、と文句なしの一品なので、個人的にはバス釣りやライトソルト、ネイティブトラウトなど色々な釣りで使ってみる予定です。
ホントいいリールなので、気になる方は是非釣具屋などで見てみてください!
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